検索エンジンから来た人に注意

このマニュアルは、Emacs ver. 19.x 向けのマニュアルを Mule 2.x の開発にあたり邦訳したものを、 電脳外道学会がミラーリングしているものであり、旧版製品パラノイアであるところの椅子人の趣味によるものです。

しかしながら、現在の Emacs の主流は ver. 20 以降であり、ver 19.x と ver 20.x とでは、仕様の違いが少なからずあります。

したがって、一般的な Emacs ユーザーにとっては、 このマニュアルと実機の動作とが符合しない場合があります。
特に、公開用の Emacs Lisp コードを書こうとする人は、 新バージョンのマニュアル(英語)を参照することを強くおすすめします。


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標準のキーマップ

以下のシンボルは、さまざまなキーマップの名前として使用されます。 これらのシンボルのうちいくつかはEmacsが起動されたときから存在して いますが、それ以外のものは、それぞれのモードが使用されたときにはじめて ロードされます。 この一覧はすべてのキーマップを網羅しているわけではありません。

これらのマップのほとんど全てはローカル・マップとして使用されます。 実際、現在のところ存在しているモードの中ではVipモートとTerminal モードだけが常にグローバル・キーマップを変更します。

Buffer-menu-mode-map
Buffer Menuモードで使用される密なキーマップ。
c-mode-map
Cモードで使用される疎なキーマップ。
command-history-map
Command Historyモードで使用される密なキーマップ。
ctl-x-4-map
前置キーC-x 4のサブコマンドのための疎なキーマップ。
ctl-x-5-map
前置キーC-x 5のサブコマンドのための疎なキーマップ。
ctl-x-map
C-xコマンドのための密なキーマップ。
debugger-mode-map
Debuggerモードで使用される密なキーマップ。
dired-mode-map
dired-modeバッファのための密なキーマップ。
edit-abbrevs-map
edit-abbrevsで使用される疎なキーマップ。
edit-tab-stops-map
edit-tab-stopsで使用される疎なキーマップ。
electric-buffer-menu-mode-map
Electric Buffer Menuモードで使用される密なキーマップ。
electric-history-map
Electric Command Historyモードで使用される密なキーマップ。
emacs-lisp-mode-map
Emacs Lispモードで使用される疎なキーマップ。
facemenu-menu
Text Propertiesメニューを表示するキーマップ。
facemenu-background-menu
Text PropertiesメニューのBackground Colorサブメニューを表示する キーマップ。
facemenu-face-menu
Text PropertiesメニューのFaceサブメニューを表示するキーマップ。
facemenu-foreground-menu
Text PropertiesメニューのForeground Colorサブメニューを表示する キーマップ。
facemenu-indentation-menu
Text PropertiesメニューのIndentationサブメニューを表示するキーマップ。
facemenu-justification-menu
Text PropertiesメニューのJustificationサブメニューを表示するキーマップ。
facemenu-special-menu
Text PropertiesメニューのSpecial Propsサブメニューを表示するキーマップ。
function-key-map
キーパッドとファンクションキーを変換するためのキーマップ。
何も定義されていなければ、それは空の疎なキーマップを含みます。
fundamental-mode-map
Fundamentalモードのためのローカル・キーマップ。
それは空であり、変更されるべきではありません。
Helper-help-map
ヘルプ・ユーティリティ・パッケージによって使用される密なキーマップ。
それは、その値セルとその関数セルのものと同じキーマップを持ちます。
Info-edit-map
Infoのeコマンドによって使用される疎なキーマップ。
Info-mode-map
Infoコマンドを含む疎なキーマップ。
isearch-mode-map
段階的検索でタイプすることのできる文字を定義するキーマップ。
key-translation-map
キーの変換のためのキーマップ。これはfunction-key-map とは違い、普通のキー・バインドよりも優先して扱われます。
lisp-interaction-mode-map
Lispモードで使用される疎なキーマップ。
lisp-mode-map
Lispモードによって使用される疎なキーマップ。
menu-bar-edit-menu
メニュー・バーのEditメニューを表示するキーマップ。
menu-bar-files-menu
メニュー・バーのFileメニューを表示するキーマップ。
menu-bar-help-menu
メニュー・バーのHelpメニューを表示するキーマップ。
menu-bar-search-menu
メニュー・バーのSearchメニューを表示するキーマップ。
menu-bar-tools-menu
メニュー・バーのToolsメニューを表示するキーマップ。
mode-specific-map
C-c に続く文字のためのキーマップ。 これはグローバル・キーマップ中にあることに注意してください。このマップは、 実際にはモード固有ではありません。その名前はC-c前置キー の主な使い道を説明するC-h b (display-bindings)でユーザに とって有益なものが選択されます。
occur-mode-map
Occurモードで使用されるローカル・キーマップ。
query-replace-map
query-replaceと関連するコマンドでの応答で使用される ローカル・キーマップ。 y-or-n-pmap-y-or-n-pでも使用されます。 このマップを使用する関数は前置キーをサポートしません。 同時に一つのイベントしか見ないためです。
text-mode-map
Textモードで使用される疎なキーマップ。
view-mode-map
Viewモードで使用される密なキーマップ。


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