このたび、7年続いた(というか、強引に続けてきた)メエルマガヂン 「Emacsをわたし色に染めて」を休刊することとなりました。
当マガヂンが発行に利用させていただいているまぐまぐさんでは、 6ヶ月間発行がないと休刊扱いとなってしまうのですが、 実は最初の1年間でほとんどの記事 (第0回〜第20回)を発行しており、特に最後の数年間は、 まぐまぐさんから催促されて半年ごとにネタを小出しにする、という状況が続いておりました。
私の側としても、2001年3月に大学を卒業して以来、 Emacsをヘビーに使い込む生活は終わってしまいました。 大学でEmacsを使い込む環境が使えなくなり、公私共に秀丸エディタを使うことがほとんどになったのです。
その後は、Emacsについては、新しい環境に順応させるための最低限のカスタマイズしかできなくなりました。特に、Mule 2.3 @ 19.34 から Emacs 20/21 への移行、また、そのあと一般化してきた Unicode の利用に関して、 まだ完全には対応できていません。
従いまして、Unicode対応を扱った第29回の発行が終わった時点で、一旦終了することといたしました。
従いまして、このマガヂンの再開は、私が再度Emacsを使い込む生活に戻ったときになります。
ちなみに、MacOS X でも UNIX 経験者を中心に Emacs がひとつの選択肢になっているのですが、残念ながら私は当分、 デスクトップ OS としては Windows しか使う予定がありません。
いつか再開するその日まで、 当マガヂンのことを忘れないでいただければ幸いです。
2006年3月吉日
でるもんた・いいじま 敬白
1999 年の春から始めたこのマガヂンですが、2000 年春以降、 発行の定期性が確保できずにおります。 近いうちに何とか軌道に乗せたいとは思っていますが、 体調不良その他諸般の事情あって、なかなか思うようにはいきません。 不定期ながらも、終刊までは発行を必ず続けてまいりますので、 どうか気長にお待ちください。
このページの読者の皆様の中には、「今週の技」や、その他の Emacs 系サイトからいらした方、 また、Google などの検索エンジンからいらした方が多いと思います。
そういった方にお断りしておかなければいけないのですが、 このサイトには、Mule 2.3@19.34、つまり、かなり古いバージョンの Emacs をベースに書かれている部分が数多くあります。 これは、つい最近まで私の常用環境が 2.3@19.34 のみで、 現行の新しいバージョン(20.7 ないし 21.2)に触れる環境がなかった、 というのが主な理由です。
したがって、当サイトの内容には、そのままでは Emacs 20 以降では動かない部分が残っている可能性があります。 問題点が判明しだい修正は加えていますが、 ご自分で試行錯誤する必要が出てくる場合が多々あることを、 あらかじめご了承ください。
また、問題点などを発見した場合には、メールで、 または掲示板でお知らせいただければ幸いです。