数理科学 II 期末試験

1997 年 7 月 25 日

第 1 問

微分方程式 x2(x - 1) dy/dx = x(x - 2)y + y2 について、
  1. y = x が 1 つの特解であることを確かめよ。
  2. 一般解を求めよ。

第 2 問

微分方程式の初期値問題
y'' - 2y' + y = x ex、   y (0) = y' (0) = 0
の解を求めよ。

第 3 問

次の連立微分方程式の一般解を求めよ。
dy
---
dx
= Ay y = ( y1 ) A = ( -7 1 )
y2 -2 -5

第 4 問

微分方程式 y'' + p (x )y' + q (x )y = 0 の基本解(線形独立な解)について、Wronskian
W (x) = | y1 (x ) y2 (x ) |
y1' (x ) y2' (x )
が定数であるとする。また、1 つの特解が y = e2x であることがわかっている。 このとき p (x )、q (x )を決定し、 微分方程式の一般解を求めよ。
Copyright © IIJIMA Hiromitsu aka Delmonta, 2016/03/10 15:09 JST
これは「古文書」です。 古くなった情報も原則未修正で保存していますのでご注意ください。

古文書本館トップ | 電脳外道学会