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Win32 版 EUPPlayer の出力をコンバータにかける

概要

EUPPlayer が出力するデータは、俗に「生 PCM」と言われるもので、 曲名情報どころかサンプリング周波数のデータすら含んでいない、 波形データだけのものです。実際に Windows 上で再生するには、 WAVE 形式なり MP3 形式なりに変換しなければいけません。

実例

オリジナルのドキュメントにある例(不成功)

オリジナル版の README-ja ファイルには、 sox という汎用コンバータで出力データを WAVE 形式に変換する例が出ています。
(が、手元の Windows 環境では、生成された WAVE ファイルはノイズだらけで、 まともに聴けるものではありませんでした。)

$ eupplayer -t .sw -r 48000 pon29.eup | sox -r 48000 -t .sw - pon29.wav

上記の例は、必要なファイルにパス(path)が通っていることが前提です。 「パスって何?」という人はいつか必ず躓きますので、 他人に訊く前に自力で勉強しましょう。

成功した例

手元で LAMEを使って次のように試してみたところ、 きちんと再生できる MP3 ファイルができました。
-c 1」(入力データはモノラル、と明示) がキーポイントのようです。

U:¥EUP> eupplay -t .sw -r 44100 pon29.eup | lame -r -c 1 - pon29.mp3

なお、LAME を使って WAVE 形式に変換することも可能で、次のようにします。

U:¥EUP> eupplay -t .sw -r 44100 pon29.eup | lame -r -c 1 --decode - pon29.wav

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© DENNOU GEDOU GAKKAI, N. D. D. 2016/06/11 11:08 JST

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