往年の名機・富士通 FM TOWNS で標準的に使われていた EUPHONY 形式の音楽データを、他の環境でも聴ける PCM 形式に変換するツールです。 出力されたデータは、各種ツールで WAV 形式や MP3 形式などに変換できます。
もともとは、Linux 用に書かれたプログラムです。 これを、椅子人と anonymous K. 氏が共同して移植し、 32 ビット・64 ビット版 Windowsで動作するコンソールアプリとして公開しました。
Copyright © 1995-1997, 2000 Tomoaki Hayasaka.
Win32 porting © 2002, 2003 IIJIMA Hiromitsu aka Delmonta, and anonymous K.
オリジナルの配布元は下記の場所でしたが、作者の人事異動によって、 ホスト自体が消滅してしまいました。
http://hellfire.riken.go.jp/%7Ehayasaka/eupplayer/
ライセンスは、オリジナルが GNU GPL 2.0 ですので、 Win32 版についても GPL 2.0 になります。
ここで公開している EUPPlayer は、 FM TOWNS の内蔵音源用のものにしか対応していません。 MIDI 音源用の .EUP ファイルについては、 FM TOWNS 界の大御所・HONESEN 氏の「J-MEC」でスタンダード MIDI ファイルに変換できます。
まずは、HONESEN 氏のサイトの下のほうにある、 「EUP←→SMFファイルコンバータ J-MEC」の 「DOS extender 汎用版」と書いてあるものをダウンロードしてください。
このプログラムの実行形式は .EXP という拡張子になっています。 単独では実行できませんので、下記のいずれかを入手してください。
ただし、最近の Windows では上記のエクステンダが動かないことが多々あります (64 ビット版では原理的に動きませんが、32 ビット版でもなぜかアウトになります) ので、VMware などの各種エミュレータで Windows 98 あたりを動かしましょう。