交通営団の Web ページには路線図が載っている。しかし、これは印刷物の路線図をそのまま載せたもので、 約 350kB という代物である。
そこで、貧者の Photoshop こと PatintShop Pro を使って、 ノイズ除去を試みる。
まず、「ノイズ除去」フィルタを通してみるが、これは要するに low-pass フィルタなので、これを通すと文字までボケてしまい、 使い物にならない。
そこで、「塗り潰し」機能を使う。PaintShop Pro のようなドロー系ツールでは、滴下点の色から何パーセントまでの違いなら無視して塗り潰すという機能があるので、 それを使っていろいろな点のノイズを除去してゆく。
そうして保存してみると、なんと 200kB 以下になっている。 おそるべし。
…本当は、この図を下敷きにしてゼロから作り直すほうが、 きれいな上に軽くなるに決まっているのだけど。
(02.06.11 注) 現在では、 まともな路線図がダウンロードできるようになっている。
韓国語と日本語の混じった文章を書いて、 テキストファイルとして配布しようと思ったらどうするか。 現在の所、日韓混在のできるエンコーディングは、Unicode と ISO-2022-JP-2 である。
実は KS C5601 にはひらがな・カタカナ・漢字(ただし、いわゆる旧字体) が入っているので、それで書くこともできなくはないし、 現状ではそれがいちばん確実な方法ではあるのだが、やはり和文は JIS X0208 で書きたいので、ここでは一応、考えないことにする。
さて、今の二大ブラウザ(IE、Netscape)は、いずれも Unicode を UTF-7、UTF-8 という形でサポートしている。だが、ISO-2022-JP-2 はサポートしていない。いっぽう、マルチリンガルということで名高い Emacs(Mule)では、ISO-2022-JP-2 を使うのが一般的であり、Unicode のサポートは非常に心もとない(しかも、私が普段使っている Emacs 19.34/Mule 2.3 はサポート外である)。 Windows 上の日韓混在用エディタ Kajero もやはり ISO-2022-JP-2 である。 「MS Word+Global IME で Unicode」という選択肢もないわけではないが、 私は Word を持っていないので却下。
そうすると、Unicode と ISO-2022-JP-2 の相互変換プログラムが欲しくなる。そこで探してみて見つけたのが iTec というソフトである。Windows 用のコンソールアプリ(他に、 DOS+DPMI 用と、FreeBSD 2.x 用がある)だが、シェアウェア料金 1000 円を払えばソースを見せてもらえるので、そうすれば他の Unix 系 OS での利用も可能である。
なお、支払い前はファイルの頭に未送金である旨が表示されるので、 HTML 用としては実用にならない。
ところで、これで変換した Unicode の文章を IE と Netscape に読ませてみたら、おもしろいことがわかった。
IE では、各言語の文字は各言語のフォントで表示される。つまり、 日本語の文字は日本語フォントの「MS 明朝」で、 ハングル文字は韓国語フォントの「GulimChe」で、あるいは、 アクセント記号つきのアルファベットがそれに混じっていたら欧文用の 「Courier New」で、といった具合で表示される。ちょうど、 Unix 用の Netscape が、全角文字は日本語フォントで表示しながら、 半角文字は欧文指定の場合と同じフォントを使っているのとほぼ同様である。
一方で、Windows の Netscape では、 Unicode 用としてひとつのフォントを指定するようになっており、 そのフォントで全ての文字を表示しようとする。 つまり、ここで「MS 明朝」を指定するとハングル文字は読めないし、 逆に「GulimChe」にすると、日本語の漢字のうち当用漢字として略字体になったものの一部や長音記号(ー)は読めないということになってしまう。
(02.06.11 注) Arial Unicode MS というフォントを入れれば、 日本語とハングル文字の混在したページも読むことができる。詳細はこちらを参照。
さて、アラビア語・ヘブライ語・タイ語のフォントを入れたわけであるが、 果たしてきちんと表示されるのであろうか。
とりあえず、Yahoo! USA からアラビア語・ヘブライ語・タイ語のサイトを探してみるが、 さすがに USA 版からのリンクとあってなかなか見つからない。 各国語版 Yahoo というのもないようだし。
まあ、当分はこういう言語を使う予定はないので、 どうでもいいことなのだけど。
Netscape Messenger では、購読するニュースグループを増やしたら、 それは一覧表の末尾に追加されるというのが仕様である。
さて、これを任意の順序で並べ替えるにはどうすればいいだろうか。
今までは、Netscape のプロファイルが入っているディレクトリ
(デフォルトでは \program files\
としている)の中の、
「news\host-
サーバー名.rc
」
というファイルをエディタでじかに開いて並べ替えていたのであるが、
実は Netscape の画面上で drag and drop すれば並べ替えができるということがわかったのである。
とはいえ、私の場合、購読しているグループ数が多すぎ(100 グループ強。 もっとも、コンスタントに投稿のあるところはそれほど多くないのだが)、 一覧表ではどうしてもスクロールさせざるを得なくなり、 そのスクロールが信じられないくらい遅いため、 いっきに並べ替えるときはやはりエディタの出番である。
なお、エディタで編集するときは、Netscape を終了させておくことをお忘れなく。
どういうことかというと、じつは IE5 の CD-ROM(雑誌の付録でも可) に、すべての language pack が入っているのである。具体的に言うと、
ielpkar.cab
…アラビア語
ielpkiw.cab
…ヘブライ語
ielpkja.cab
…日本語
ielpkko.cab
…韓国語
ielpkpe.cab
…汎欧州
ielpkth.cab
…タイ語
ielpkvi.cab
…ベトナム語
ielpkzhc.cab
…簡体字中国語
ielpkzht.cab
…繁体字中国語
ielpkad.cab
は Encoding auto-Detection
のことである。(これを入れ忘れたために IE5 で日本語の SJIS/EUC
自動判別に失敗する事例が多いとか)
ついでだからインストールの方法も書いておく。
まず、この .cab
ファイルを展開する。
手元の環境(Win98)では Explorer で .cab
ファイルをダブルクリックすれば中身が見られ、展開もできるが、
それができない場合はコマンドラインから extract
コマンドを使う。
そうして、中身を展開したら、XX.inf
というファイルを Explorer 上で右クリックし、「インストール」を選ぶと、
まず「コードページファイル」がコピーされる。
つづいて、TrueType フォントを手でインストールする。 さらにリブートする。 (ひょっとしたら、フォントは手でインストールしなくても、 リブート時に自動的にやってくれるのかもしれない。) これで終わりである。
(注意) un
XX.inf
はどうやらアンインストール用のもののようである。
ちなみに、元々の IE3 用のものも、
他所のミラーに残っていることがわかった。そのサイトとは
http://china.or.jp/download/ms/
である。
ここにいけば確かにダウンロードできるのだが、
いつ何時なくなるかわからないし、
そもそも合法ミラーかどうかの確認もできていないので、
いちおう IE5 のほうを本筋ということにしておく。
ftp.microsoft.com
から
IE3 関係が消されたftp://ftp.microsoft.com/softlib/mslfiles/
から、
IE3 関係が消えていることが判明。Multilanguage support のほか、
そのものずばり msie302.exe
もない。
調べてみると、9/02 の午前 3 時(現地時間)づけの
ls-lR
ファイルには確かにこれらがあったのだが、
9/03 の同時刻に更新された同ファイルからはもうなくなっている。
どういうことかというと、こんどのプリンタ BJC-440J では、 印刷ヘッドが動く部分の周辺に、紙を平らにのばすためのローラーがない。 そのため、紙面に凹凸があると、凸部分がヘッドに接触してしまう。 また、用紙の右端に反りがあると、それをこえて右(正面から見ると左) に行ったヘッドが左に戻るときに、紙を巻き込んでしまう。 私の場合、B4 のチラシを手でふたつに切って B5 紙として使うことが多いので、切断線は左側に持ってこないとダメである。
また、紙の左上隅の約 1cm の部分に折れがある紙も使えないということがわかった。これは、いちど紙を「上マージン 8.5mm」 まで送ってから、もっと上の部分に印刷すべく巻き戻すのが原因である。
え? そんな紙を使うのが悪い? 仕方がないので、今は大学のプリンタの反故を束でもらってきて、 それを使うことにしている。
.pif
ファイルではなく
.lnk
ファイルだからである。
さらに困ったことに、そのアプリを前面にすると、 マウスカーソルが表示されなくなってしまう。
この対策を見つけたので紹介する。
まず、command.com
へのショートカットを作る。
これは .pif
ファイルである。つづいて、
これのプロパティを開き、起動ファイル名を差し替えてしまう。
こうすると、Win32 アプリを呼び出すための
.pif
ファイルができあがるのである。
これだとメモリ的にはすこし無駄なのだろうが、 マウスカーソルのバグは解決したようである。
これと前後して、一方の通話中は他方を遮断するインテリジェントタイプ (上のたとえだと switching hub)を買ってきて、 とりあえず今はそれで妥協している。
ちなみに、「ハブ」経由にすると、4kByte/sec
くらいのスピードしか出ない(K Net Monitor の出力を目視判断)。
直付けだと 50000bps とか 52000bps とかいうスピードが出て、しかも
実効値は 6kByte/s くらいになるのであるが、まあ仕方ないか。
AT コマンドで at+ms=,,,,,36000
(または
at+ms=v34,,,,,33600
; ただしこれは私のモデムの場合で、
他の製品では異なるのでマニュアル参照のこと)
として、ネゴシエーションが 20 秒きっかりで終わるようにしてある。
本当にスピードが必要なときだけ、配線を組み替えて、
AT コマンドの最後の数字を 56000 に書き換えるのである。
(今回の反省)こういうときは手動切替のタイプにすべきである。 つまり、スイッチがついていて、「Line1」「1+2」「Line2」 を切り替えられるタイプである。ふだんは 1+2 にしておいて、 必要なときだけ Line2 に切り替えるのである。なお、この際、 混信防止機構がついていないことも重要条件だ。
私は当時は、Canon BJ-15v を使っていたので、Win 3.1 のドライバが、 ESC/P の古いプリンタにあわせて上マージンを 22mm と仮定するという仕様に困っていた(本来は 8.5mm から印刷できるのだが、DIP スイッチで 22.5mm にも変更できる)のであるが、WDL で新しいドライバを落としたら解決した。Win95 では最初からこのタコな仕様は解決されている。
ちなみに今は、実家の 98DOS+四太郎マシンの BJ-10v がお亡くなりになったので、BJ-15v は実家に召還され、 今は結構かさばる BJC-440J が手元にある。 カラーだしスキャナ(ただしシート式)が最初からついてくるし、 実はこっちのほうが得をしていたりする。
そういえば、その Win 3.1 マシンは FM TOWNS だったのであるが、最初は、FMPR-180 エミュレータ(これはパラレルポートにつなぐ変換ケーブルである)を使って四太郎で印刷していた。 ところがすぐに、縦倍角文字の処理に問題があることがわかって、 四太郎上では、98 版の四太郎から抽出したプリンタドライバを使っていたのであった。(本当は違法なんだろうけど、FM R 版の四太郎には FMPR と FMLBP 以外のプリンタドライバがまともに入っていなかったのである。)
そういえば(^^;)、四太郎は FM R 版だけコピープロテクトが入っていたっけ。原理としては、マスターディスクにキーが 2 つ入っていて、それを起動 FD またはインストール先の HD
に専用ツールでコピーして使うのであるが、当然ながら diskcopy
コマンドではコピーできない。私はうっかりそれを知らずに HD
のフォーマット・インストールを繰り返してしまってキーをなくしてしまい、
実費でのメディア交換という形で再取得したのである。
ところが実は、このキーはいくらでも複製できるのだ。 どうやるのかというと、HD 上にまったく同一サイズのパーティション (500kB くらいでよい)をふたつ作り、一方にキーをコピーしてから、 OS のツールで「パーティション丸ごとコピー」をすればいいのである。 このコピーキーをマスターディスクに書き戻してから別のフロッピーに移してしまえば、いくらでも作れるという算段である。
ftp.microsoft.com
はソフトの宝庫(後日追記)IE3 関係は 9.02 に上記サイトから消滅しました。ただし、現在でも依然として、IE4 以上 + Windows Update に依らずに Microsoft 製フォントのインストールは可能です。 詳しくは 9.03、9.05 の書き込みを参照。以下原文のまま↓
さて、前回使った ftp://ftp.microsoft.com/softlib/mslfiles/
であるが、
実はここには、すでに Webから消えた色々なものが眠っていることが判明。
たとえば、Internet Explorer 3.0 用の中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・日本語、汎欧州フォント、とか、Windows 3.1 の時代に実費配布していた各種ドライバのディスクとかもある。なお、一覧表は ひとつ上のディレクトリの
index.txt
に書いてあるのでまずこれを落とすとよい。
☆
以下余談。
フォントのほうは、現在は IE4 な環境が主流なので、その場合は Windows Update で落としてくればいいのだが、これは複数台の PC を持っている場合に面倒であるし、 update ファイルだけのバックアップがなかなかきかない。
Win 3.1 ドライバのほうは、Windows Driver Library(WDL) という名前で配布していたものである。Win 3.1 に入っていないプリンタ・モニタなどを使う場合や、入っていてもタコな設計になっているドライバのアップデートに使うのである。 Windows 自体のパッチも WDL で配布されている。
AT+MS=V34
としたほうがすんなりつながるのである。
そこで、もしやと思い、モデムを NTT の線に直接つないでみた。 そうすると 50kbps でつながったではないか! あとで二股コンセントを買っておこう。
今までは実害がないので無視していた(保有するカードは SCSI と Ethernet の 2 枚だけで、スロットも二つなので抜けなくてもかまわない) のだが、デジカメの購入を検討しているため、 この問題に取り組まざるを得なくなったのである。
とりあえずメーカーサポートを見てみるが、FAQ にもないし、 ドライバや BIOS のアップデートも出ていない。
ということで goo で探す。 FAQ の類には、デバイスマネージャで PC カードのデバイスが使っているリソースを調べ、その範囲を「コンピュータ」 のプロパティで予約してしまえ、と書いてあるが、これはまったく効果なし。 Linux では、CardBus 機能を有効にしているとコケる機種があるので、 BIOS で CardBus 機能を切るべし、という記述もあったが、 FMV にはそんな設定はない。
いろいろいじってみると、じつは PCI バスの IRQ ステアリングが原因だったらしい。なぜかこれを「使用しない」にしていたので、 「使用する」にしてみたら、あっけなく解決してしまった(^^;)
いったい何のために「使用しない」にしていたのだろうか…? そもそも初期状態はどうだったのだろうか…?
ひさびさに秋葉原に行ったので、USB ゲームパッドを探す。なぜ USB かというと、私のノートにはゲームポートがついていないからである。 PCMCIA のゲームポートカードが 7000 円近くするので、たとえ 5000 円の USB 品を買っても元が取れるのである。
中央通り沿いのソフマップ(1 号館だったかな?)で見てみると、 2500 円以下で 2 種類が売っている。 連射機能に惹かれて、プレステ風のもの(サンワサプライ製)を買う。
家に帰ってさっそく「ぷよぷよ」をインストール。 HD 上にとってあるインストールディスクのコピーではうまくいかない (なぜかインストール先ディレクトリの中身が空になっている… インストーラの下請けプログラムがルートディレクトリ決め打ち?)ので、 元のフロッピーを探し出してきてそれでインストール。
が、なかなか真下にキーが入らない。 押そうとすると、手癖で右下か左下に入ってしまうのである。 これは失敗だったか…?
まあ、Vector の Pack for Win (半年前の版、ゴミ捨て場においてあったやつを拾ってきた) からシューティングゲームを入れて遊んでみるとなかなかいけるので、 ま、いっか。
A:\Windows\himem.sys
」だそうで、
相当の重症らしい。ホコリまみれのところで動かしているから、第一感は
「HD が合掌か?」である。ちなみに、FDD のうち、D:
はすでに逝っている。C:
もさいきん逝ったそうである。
ということで、当初は「帰省したときに対処」のはずだったのだが、 今朝また電話がかかってきて、曰く「仕事にならないので…」。 ということで、以下電話で応対。
とりあえず症状の確認。himem.sys
の他に、
dblbuff.sys
、ifshlp.sys
がないと言われるらしい。
さらに、コマンドプロンプトに落ちているのであるが、
なぜかプロンプトが「B:\>
」になっているらしい。
まずは config.sys
の改竄を疑い、
B:\> more config.sysさせてみるが、「コマンドまたはファイル名が違います」。 あれ?
\windows\command
に path
が通っていないというオチかな? more
の代わりに
type
を使うと「config.sys
が見つからない」
だそうだ。
念のため
B:\> A: A:\> dir /w A:\> cd windows A:\Windows> dir /wさせてみると、ほとんどファイルがないらしい。
\Windows
ディレクトリはほぼカラッポ。電話の向こうの声は
「壱億五千○百○拾○萬……バイトの空きがあります」。
で、起動時のプロンプトが B:>
になっていたので念のため
A:\> B: B:\> dirさせてみると、色々なファイルがきちんとそこにある! 「弐億八千○百○拾○萬……バイトの空きがあります」。
はて? このマシンは、A:
が 540MB、B:
が
240MB という構成なのである。
ちなみに all SCSI で、CD はつけておらず、インストール時だけ他所の CD-R ドライブを拝借し、Vector にあった SCSI 汎用 CD-ROM ドライバで認識させたという構成である。なのに、
B:
の空きが 280MB?
試しに、もういちど
B:\> dir /wさせてみると、
A:
になっているはずのドライブのアクセスランプが光るではないか! 犯人はおまえだぁぁっ!
真相はこうである。
A:
のドライブの SCSI ID は 0 にしてあるはずなのだが、
これがなぜか 2 になっていた。そのため、ドライブ割り当てが入れ替わり、
1:
=A:
、2:
=B:
になっていたのだ。2:\config.sys
には、当然のごとく
0:\windows
という意図で a:\windows
というパスが書いてあるのだが、これが 1:\windows
を指すことになって、そこは cabs
ファイルしか入っていないから himem.sys
がみつからず、その状態では
win.com
は起動できない、という結末だったのである。
じつは、このマシンは電源用テーブルタップの関係で、
A:
の電源が本体に連動していない。
したがって退社時には手でスイッチを切るのである。
それが、一昨日にはうっかり電源スイッチの隣にある
SCSI ID 変更用のスイッチに手が触れた可能性が高いとのことらしい。
/usr/local/bin/netscape
には
setenv LANG ja
と書いてあるので、
env LANG=C netscape
という起動をしても意味がないのである。
問題点は /opt/netscape45/ja/Netscape
という設定ファイルに書いてあるフォント設定にある。これはわかっているのであるが、どう直せばいいものか…。
ということで検索エンジンの出番である。
ということで見つかったのが、バージョンは古いが 3.02 用の設定例である。ここにあったフォント設定を、もちろん /opt/netscape45/ja/Netscape
ファイルには書けないので、~/.Xdefaults
に書いてみると一発 OK である。
以下、事後調査。
4.x 用の日本語化キットを見てみると、Netscape が
「-dt-interface system-medium-*-*-S*-*-*-*-*-*-*-*-*
」
というフォントを使っているのに対し、X-Win32 ではこれの JIS X 0208
用フォントがないのが原因と判明。
X-Win32 では、CDE 用の追加フォントを入れた場合は ISO 8859-1
についてはこの書式のフォント(実体は Lucida へのエイリアス)
が追加されるのであるが、日本語についてはそれはなかった。
ヒキタ氏の使っている商用 X サーバーではきちんと日本語が出た
(つまりは日本語 CDE 用のフォント対策ができていたということ;
おまけに XIM もきちんと通るらしい)ということだから、
まあこれは仕方ないだろう。本当は、ことといの件もあるので日本語 CDE 用の fonts.alias
ファイルを書くほうがいいのだろうが…。
ちなみに、この X-Win32 は商用($200;学割あり)だが、 機能制限なしのデモ版がタダで手に入る。 唯一の制限は起動から 2 時間後に強制終了してしまうことだが、 すぐに再起動できるので実質上問題ない。
有名な MI/X Server より明らかに出来はいいので、いちどお試しあれ。
家に帰っていじってみると、その項目がない。…考えてみると、 手元の TTSSH は 1.3 だった。そうだ、今はもう 1.4 が出ているのであった。 きっと、1.4 でこの機能が増えたのだろう。 さっそくバージョンアップしなきゃ。
そーいえば、1.4 では set TTSSH_DISABLE_RHOSTS=1
相当のことは設定ファイルでできるようになったのだろうか。これができれば
ECC の広報のページも書き換えてもらえそうだ。
(後日注)今は TTSSH_DISABLE_RHOSTS=1
は不要になりました。
man2html
計画man
ファイルを HTML 化する」という作業の続き。
昨日やった作業は、すべての .tgz
ファイルから
usr/man
, usr/local/man
,
usr/X11R6/man
(他に、usr/X11/man
,
usr/lib/perl5/man
を使うものあり)
を抽出する作業。今日は jrman
を使って HTML 化。
詳しくはあとで別のページに書く。
で、常駐ものを潰しながら試してみると、
原因は VirusScan だったようだ。
パターンファイルをバージョンアップしてみるが効果なし。結局 DOS
(DOS 窓は不可)の pkunzip
で解凍することになった。
で、その中身は…試用版ではなくデモだった。使えぬ。