2001年1月

保健労働行政・法制試験問題

(テキスト「労働衛生のしおり」のみ持ち込み可能)

1　次の課題のうち、3っの課題を選択して記述せよ。(20点x3=60点)

わが国の労働衛生史上の出来事のうち職業性疾病について2つの例をあげて、およその時期と概略を述べよ。ただし「労働衛生のしおり」記載事例を除く。

事業場において整備すべき労働衛生管理体制のうち衛生管理者にっいて、労働安全衛生法(政令・規則等を含む)に定める①選任すべき事業場の範囲、②主要な職務などについて簡潔に述べよ。

労働者災害補債保険制度(労災保険制度)に関して①保険給付を請求する場合は誰が請求するのか、②どこに請求するのか、③保険給付の財源は誰が支抵うのか、④保険給付の種類にはどのようなものがあるか、について記述せよ。

じん肺、振動障害・鉛中毒のうち、2種類について①病像・②原因・③発生業種・職種・発生状況等について説明せよ。

労働安全衛生法に基づいて、常時400人の労働者を使用する有機溶剤製造事業場における労働衛生管理体制について簡潔に述ぺよ。

労働安全衛生法第57条で定めるいわゆる表示物質に対する措置と、同法第57条の2で定めるいわゆる通知対象物に対する措置の違いについて簡潔に述ぺよ。

労働安全衛生法第66条第1項と第2項で定める健康診断にっいて簡潔に述ぺよ。

労働安全衛生法に関連する法律としてじん肺法と作業環境測定法がある。じん肺法と作業環境測定法を、労働安全衛生法との関係の観点から簡潔に述べよ。